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遂にこの日が来てしまった

 投稿者:高望み  投稿日:2012年 3月16日(金)09時48分2秒
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  かすかに悪い予感はしたが、胎児期を1923年の関東大震災後に続く時期に隅田川沿いに過ごした思想家は、恍惚期を2011年の東日本大震災後の混乱の中に過ごしつつ静かに逝くこととなった。いまは言葉も浮かばない。合掌。

そういえば、先日、岩田弘氏が亡くなったばかりでもあった。合掌。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120316-00000005-spnannex-ent

吉本隆明氏が死去 よしもとばななさん父 戦後思想に圧倒的な影響
スポニチアネックス 3月16日(金)6時49分配信

 文学、思想、宗教を深く掘り下げ、戦後の思想に大きな影響を与え続けた評論家で詩人の吉本隆明(よしもと・たかあき)氏が16日午前2時13分、肺炎のため東京都文京区の日本医科大付属病院で死去した。

 87歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は未定。

 今年1月に肺炎で入院し、闘病していた。長女は漫画家ハルノ宵子さん、次女は作家よしもとばななさん。

 1947年東京工大卒。中小企業に勤めるが組合活動で失職。詩作を重ね、「固有時との対話」「転位のための十篇」などで硬質の思想と文体が注目された。戦中戦後の文学者らの戦争責任を追及し、共産党員らの転向問題で評論家花田清輝氏と論争した。

 既成の左翼運動を徹底して批判。「自立の思想」「大衆の原像」という理念は60年安保闘争で若者たちの理論的な支柱となった。詩人の谷川雁氏らと雑誌「試行」を刊行し「言語にとって美とはなにか」を連載。国家や家族を原理的に探究した「共同幻想論」や「心的現象論序説」で独自の領域を切り開き、「戦後思想の巨人」と呼ばれた。

 80年代はロック音楽や漫画、ファッションに時代の感性を探り、サブカルチャーの意味を積極的に掘り起こした「マス・イメージ論」や「ハイ・イメージ論」を刊行。時代状況への発言は容赦なく、反核運動も原理的に批判した。
 
 
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