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小泉の、小泉による、小泉家のための、小泉劇場

 投稿者:高望みメール  投稿日:2009年 2月14日(土)08時25分26秒
編集済
  小泉純一郎元首相がテレビカメラの前に出てきて、麻生首相批判をぶった。郵政疑獄の広がり、キヤノン関連の疑獄の気配と連日、経済界の「市場原理主義」、というよりは強欲な拝金主義が総反撃を受け始めている状況をみはからっての登場である。

さすがに喧嘩上手だけあって、麻生首相のどうしようもない発言のぶれ方と、定額給付金という国民にまったく支持されていないばらまき政策への批判に集中していて、真意や隙がみえないようなパンチの繰り出し方だ。

真意はいろいろ憶測されているが、このまま反小泉勢力に自民党執行部を握られていては、四流私大中退息子への公認も取り消されかねないという親心というのが本当のところだろう。それが証拠に、麻生首相に奇人変人呼ばわりされたことにたいして自分は常識人だとわざわざ強調していたが、この台詞、選挙区の支持者たちを前に、「息子をよろしく、私も普通の常識人でしょ」といっていたことを彷彿とさせる。

別に、竹中や小泉チルドレンや、オリックスの宮内や日本郵政の西川やキヤノンの御手洗やトヨタの奥田を防衛してやろうとか、そういう話ではないのであろう。
 
 

懲りずに基地外政策で攪乱戦法

 投稿者:高望みメール  投稿日:2009年 2月 6日(金)21時07分56秒
  またまた、議連顧問の菅義偉選挙対策副委員長。じつに精力的。来るべき総選挙に向けて、マスコミと結託して問題の核心から国民の目をそらすためには、一院制だろうと何だろうと、どんな基地外政策でも次から次へと打ち上げる。目的はただ問題の核心から目をそらすことだけ。そろそろ我が愚民からも白い眼でみられ始めていることに気づけば気づくほど、空回り感が滲み出てきている。せいぜい、どんどんやって、もっとどんどんやって、どんどん国民の目を肥えさせてください。


<自民党>「政府紙幣」実現を 議連働き掛けへ設立準備会
2月6日19時33分配信 毎日新聞


 「政府紙幣」など経済対策の新たな財源を探る自民党の「政府紙幣・無利子国債発行を検討する議員連盟」は6日、設立準備会を開いた。

 通常のお札(日銀券)とは別に政府が紙幣を発行する「政府紙幣」には「インフレを招き、財政への信認を失墜させる」など反発もあるが、議連顧問の菅義偉選挙対策副委員長は「従来の発想を超えた100年に1度の対策が必要だ」と強調。大規模な追加経済対策の実施も視野に、今年度中に政府・与党に実現を働きかける方針を確認した。

 また、政府紙幣とともに議連が実現を目指す「無利子国債」は、利子を付けない代わりに、相続税の課税免除の特典を与える仕組み。高齢者や富裕層のニーズが見込め、追加経済対策に伴う財源調達を円滑に進められる利点があるとしている。ただ、「金持ち優遇」との批判も予想され実現性は不透明だ。【赤間清広】
 

情勢推移の中間整理

 投稿者:高望みメール  投稿日:2009年 2月 6日(金)02時32分21秒
編集済
  やはり地球は狭くなったもので、太平洋の向こうの宗主国で起きた権力交替は、ダイレクトに属国にも及んできている。
2月5日の一日は、清和会では小泉・竹中路線の継承を錦の御旗に掲げている中川秀直氏、小池百合子氏らのグループが、保身と世襲の持続だけが政治原理である森氏、あべ氏に切り捨てられてあえなく失脚した。麻生内閣では、病的に口の軽いマンガ首相が、オレ様は元々郵政民営化には反対だったんだよと、国会答弁でさも得意げに宣言した。鳩山総務相のかんぽ疑獄追及に期待をかけているのであろう。

しかし、事は当事者たちにとっては比喩でなく生きるか死ぬかの分かれ道となるだけに、戦後の少なくとも池田内閣以降は誰もみたことのないような、激烈に醜悪な権力闘争とならざるをえないのではないか。これから何が起きるかわからない。軽佻にマンガ首相が浮かれている分、いささか危なっかしくみえる。相手は死にものぐるいにならざるをえないのだから、迂闊な攻め方では痛い目に遭うのではないか。

もちろん、このような自民党内部の権力闘争は、所詮は、「守旧派」対「改革派」という陳腐な構図の再現でしかない。そのうえ、両派ともに、外交・安全保障政策においては、米国オバマ政権の意図を憲法九条ばりに曲解しまくって、海外派兵路線を強行しようとし続けることに変わりはあるまい。

自民党内部の権力闘争は、自らの甲羅に合わせたかたちで陳腐に演じられ続けるしかないのであろうが、いずれ解散総選挙となった場合には、選挙の対立構図が混沌としてしまう恐れがある。民主党は、それ自体が政策的なまとまりがないという問題を抱えているが、他の野党との連合はなおいっそう難しいものがある。

民主党は「改革派」を主流としているようであるのにたいして、それ以外の野党は、基本的に「改革派」に批判的である。しかし、「改革派」に批判的といっても、一方に共産党、社民党のように、外交・安保・憲法問題では左派的な政党と、国民新党、新党大地などのように外交・安保・憲法問題では右派的な政党とがある。民主党と国民新党との一番の相違点は、外交・安保・憲法問題ではなく、むしろ内政における「改革派」か否かにある。

その他、中川・小池グループの別働隊として自民党を離党した渡辺喜美氏を中心としたグループは、公務員制度改革を旗印に結集軸をつくろうとしている。

日本社会は、1970年代以来言われ続けてきた諸課題が累積する一方であるために、どこから手を付けてよいのかの優先順位の付け方だけで意見が四分五裂してしまうし、それぞれの課題についての意見も、少なくとも白か黒か灰色かに分岐してしまう。

しかし、恐慌がアメリカでもオバマ政権の誕生を促進したように、目に見えるかたちで雇用と生活の不安が突きつけられているという情況においては、短期的には景気対策、長期的には社会保障制度が最大の争点となることは当然である。社会保障の財源のために、公共事業への数十兆円の垂れ流しをやめ、社会保障に移転する旗印が高く掲げられることによって、国民新党・新党大地のような右派から共産党・社民党のような左派までが結集することができないものか。

このような財源の移動そのものが、官僚の天下り機構の解体を同時に意味している。このことを明確な図解ででも連日のように国民に訴え続けることで、ニセの「改革派」=国有財産私物化集団とは全然別個の、真の「改革派」=民衆視線にたって社会保障の財源を確保するという民主主義そのものを実効化する集団として、認知されることができるようになるであろう。

後は、小異を捨てて大同につき、真に行き詰まった日本社会の住民のために、職業政治家たちは一肌も二肌も脱いでほしいと切に願うものである。自民党は、ただひたすらに政権にしがみつかんがために、弱点となる外交・安保・憲法問題についてのネガティブ・キャンペーンを執拗に繰り広げるであろう。それに対しては、ブッシュ路線盲従の自民党を徹底攻撃し、オバマ・クリントン路線への切り換えこそが現実的だという線で逆襲するしかないであろう。左派的には理想に近づくための現実的漸進主義ということにならざるをえないが、それですら絵に描いた餅になりかねないのが日本の政治情況の現実ではないのか。
 

かんぽの宿疑獄

 投稿者:高望み  投稿日:2009年 2月 3日(火)02時33分17秒
編集済
  御主人様である米国では基地外の共和党勢力に対する猛然たる巻き返しが、今のところ忍び足のように始まっているが、ここ属国のほうでは、相変わらず宗主国で放逐された基地外勢力の不出来な子分たちが、マンガ以上に基地外じみた陰謀論を地でいっている。ただし、基地外マンガゆえに尻尾が透けてみえている。

菅義偉:現・自民党選対副委員長。役職上、何の関係もないのに、公務員改革に非協力的な姿勢をほんの少し見せただけの人事院総裁に対して、「辞任すべき」だとか盛んにアドバルーンを挙げている。通常なら政治家一個人のコメントに過ぎず、いちいちとりあげられる筈のないネタを、記者クラブ、ワイドショーがこぞって誇大宣伝している。

→菅義偉:神奈川県第2選挙区選出。
 ……若麒麟関が六本木において大麻所持で逮捕されたが、なぜか神奈川県警が登場。もともと、若麒麟関も大麻の検査で灰色だったというが、外国人には辛く倭人には甘いという露骨なレイシズムだけが「品格」の拠り所である、まさに基地外共和党の忠実な子分たるにふさわしい協会とそのタニマチ連中によって見逃されていたにすぎなかったのが、ここにきてワイドショーの話題を集中させんがために蒸し返されたかのような格好だ。久々に大きく盛り上がった本場所が終わった直後にもかかわらず、それに水をさすかのように時期を選ばぬなりふり構わなさ。「この時期」でなければならなかったのには、そんなことは芥子粒ぐらいにしか感じられないほど大きな理由がある。

→菅義偉:2006年(平成18年)9月26日から2007年(平成19年)8月27日までの総務大臣。直前の前任者にして既定路線を作り上げていたのは、かの有名な竹中平蔵大臣。
 ……2007年3月、旧日本郵政公社が売却し、取得した不動産会社が土地を含め「1万円」の価値しかないと評価した鳥取県岩美町の「かんぽの宿」が、半年後に鳥取市の社会福祉法人に6000万円で転売。

※以上は、植草一秀氏のブログにおいて詳細に分析されている。

もちろん、菅義偉氏と記者クラブ、ワイドショーの一部偏向コメンテーターたち(あまりにもみえみえで無理矢理の擁護論を語る若干の人々)は、この問題の陽動部分にすぎない。しかし、この種の疑獄では、誰もが思い描いている、あの御本尊たちにはなかなか到達しないというのもまたよくあることであろう。晴れて、神奈川県第11区では四流大学中退の世襲四世議員が誕生する運びとなるのであろう。
 

ご冥福

 投稿者:高望みメール  投稿日:2009年 1月30日(金)01時19分26秒
編集済
  昨年来、立て続けに宇野学派関係の訃報をきいた。

一、
夏頃、安保ブントの東大派だった星野中氏が海水浴中に溺死されたとの訃報を京大の大黒氏から聞きつけ、それが「情況」大下氏経由で蔵田計成氏に伝わることとなったという経緯があった。蔵田氏が縁の下で動いた青木昌彦出版記念パーティからちょうど二週間後のことだったようで、革通派として星野氏を担ぎ出した”主犯格”を自認する蔵田氏としては、この奇妙な時の流れ方にたいしてさぞかし無念だったことだろうと忖度した次第である。星野氏は早くに宇野学派を離れ、入江節次郎氏とともに浩瀚な『帝国主義研究』Ⅰ・Ⅱを出し、主として関西の経済学史人脈の中で研究活動をしていたらしい。そういえば、東大教養学部の杉浦克己教授が亡くなられたのはもう何年前のことであったか。

二、
東大教授だった小野英佑氏は、昨年末に亡くなられた。在職中に食道ガンで大手術をされたが、その後、16年ほど健在で、一昨年末の宇野弘蔵没後三十周年研究集会の時にわりと元気そうな姿を拝見したのが最後となった。オーバードクターで博論を準備中だった時分、小野教授から入院中に学部ゼミの面倒をみるティーチング・アシスタントを頼まれ、小野ゼミ生たちの卒論審査を行ったという経緯があった。もちろん、形式的には侘美光彦教授が小野ゼミ生たちの引き受け役となっていたが、実質的には”丸投げ”されたようなものだった。その侘美教授も、またその”宿敵”戸原四郎教授も、すでに2004年に亡くなっている。

三、
一昨日の朝、降旗節雄氏が急逝された。むしろ何年も前から危ないといわれてきた岩田弘氏がまだ健在なのに、といささか驚いた。降旗氏は対外的には最も知名度の高い宇野学派の一人であろう。私自身は、降旗氏編著の『宇野弘蔵の世界』というのを最初にみて宇野派嫌いになってしまったくらいで、影響はまったく受けたことがない。大内力氏の明快な宇野三段階論の解説、独創的な山口理論、侘美理論によって「ミイラ取りがミイラになる」までは、宇野理論批判が目標だったのである。しかし、そうはいっても、マルクスを自由に批判する宇野、宇野を自由に批判する宇野学派、という構図の中で、宇野教条主義の旗を頑迷に掲げ続けた降旗氏のような存在がいなくなることは、残像のレベルですら、宇野学派がいよいよ実体を失っていくことを意味している。”自由な批判”はただ閉じた日本文学の内部での弛緩した垂れ流しになりかねない恐れなしとはしない。

正直言って、この間の立て続けの訃報には--安保ブントの島成郎、唐牛健太郎、再建プントの松本礼二、さらぎ徳二、藤本敏夫もとうに亡く--、「宇野派もブントも遠くなりにけり」の寂寥感に堪えず、故人たちのご冥福を祈る心の余裕もすぐには持てない面があった程である。ともあれ、お歴々のご冥福を改めてお祈りします。
 

属国の風

 投稿者:高望みメール  投稿日:2009年 1月21日(水)23時39分14秒
  アメリカ合衆国で大統領が替わり、ようやく基地外時代が終わった。
日本は属国なのだから、一刻も早く基地外の伴走から反転する風が吹き込んできてほしいものだ。
 

(無題)

 投稿者:高望みメール  投稿日:2009年 1月10日(土)02時14分54秒
  自民議員 まじめに働く気があるか 言われる前に 人に云い

吉田がつき 岸がこねし自民党 あべとあほうで生ゴミになり

自民議員 自己責任で 失職し 働く気なく ホームレスか
 

2009年の薄暮に

 投稿者:高望み  投稿日:2009年 1月 5日(月)18時54分35秒
  年末年始はあっという間に過ぎてしまい、気がついたら1月も5日になっていたという感じだ。この掲示板もブログ形式にでも移行しようかなどと考えながら、一向にその気にならず、ときたま日記がわりに使っていたが、それもほとんど途絶えがちとなってしまっている。

この十四年ほど、日本社会が劣化し続けていると焦燥をあらわにし続け、この八年ほど世界政治経済が崩壊に向かっていると言い続け、三年前から、あと十年もすれば日本もフランス並みに暴動とトロツキスト系議会政党の躍進といった世情となりますよ、と高を括ったことをいっていたのが予想よりもはるかに速いテンポで、日本社会の底が抜けてしまった。

いまや、日本社会は、低知能指数の世襲政治家と基地外の空軍将軍が国民の生き血を吸う程の由緒正しき後進国に成り上がっているのだ。

いざ書き出せばきりがないが、眼前で起こっていることは、すべて十何年も前からわかっていたことばかりで、「だから、いわんこっちゃない」で済んでしまうことばかりだ。今の時代には、大きな声と腕力と熱血正義感を有した経綸家こそが出番で、理論家の出番ではないのだ。

だから、私は当分の間、引きこもって理論書の原稿を書き溜めるというのが本年の抱負である。
 

2chでのタモガミ評価

 投稿者:高望み  投稿日:2008年12月 5日(金)13時06分59秒
編集済
  意外なことに、言論の自由があるのだから、制服を脱いで基地外として頑張ってくださいという声のほうが多いようであった。

戦争の歴史をちゃんと知らないサヨよりも、こだわってきた保守系からの反論が多い。ネットウヨからネット保守に脱皮する層がのびてくるのならば、それはそれで健全なことである。

2chですら居場所がなくなったネウヨは、最終的に便所落書きに戻っていくのであろう。そこに政治的意味合いはほとんどないが、ヨーロッパのネオナチやアメリカの白人至上主義・キリスト教原理主義のような、先進国型の社会病理的な意味合いを帯びる存在になってくるということか。

元来、日本の「右翼」「左翼」は、世界システム上の位置から、欧米のそれとは異なり、反西洋、反資本主義、反体制が混然となったものだった。
それが、だんだんと日本社会が根底から先進国型化してきた平成時代になって、権威主義+弱い者いじめ型の「平成ウヨク」へと変質しつつある。べつに「平成維新」を希求するわけでもなく、それどころか「昭和維新」「錦旗革命」派とも、それを拒否した昭和天皇・重臣勢力とも対立した東条英機系への礼賛をするのが、歴史修正主義の基本傾向である。

ただ、平成日本にはナチズムもキリスト教原理主義もないので、結集軸がばらばらで、とりあえず戦前再評価の歴史修正主義と、官僚バッシング、サヨ・バッシングがマスコミ・レベルで重なり合った団塊右翼と共振して、ネットウヨをはびこらせてきたというのが昨今の構図であったのだろう。
 

どうせ謀略論をいうなら

 投稿者:高望み  投稿日:2008年11月15日(土)08時01分39秒
編集済
  このたびの、あまりにも異様な前代未聞の「2兆円の定額給付金」迷走劇は、IMFに10兆円規模の資金援助をドル建てで行うことによってアメリカとドル基軸体制に殉じようという(なかなか一般国民にはその意味するところがわかりにくい)政策から、人々の目をそらすための目眩ましだったというべきではないのだろうか。

 いったい、これだけ巨額の資金援助のプランを、国会、マスコミ、一般世論のあずかり知らぬところで、誰がどのような過程をへて決定したというのか。

 しかも、問題は、額の大きさだけではない。このプランは、いままさに起きつつある国際通貨体制の大転換にたいしてまったく後ろ向きであり、アメリカの目先の利益しか追わないどん欲な拝金主義勢力に大歓迎されるほかは、世界中から嘲笑の的となるようなものでしかない。どのような意味でも、沈没しつつある日本経済にとって、なけなしとなってゆくであろう巨額の外貨準備をドブに捨てるようなものだ。

 すでに、アメリカやイギリスの経済学界を中心に、これを機に、第二次大戦直後に果たされなかったケインズの世界中央銀行構想(いわゆるバンコール案)に再チャレンジしようとする機運すら生じてきている。英国のブラウン首相のいう「ブレトンウッズ2」も、そのような方向性にあるもののようである。(フランスのサルコジ大統領のいうドル基軸通貨批判は、60年代にIMFやECを混乱に陥れたドゴールの国家主権至上主義を継承するものであるならばベクトルは英国と正反対である可能性もある。)

 このケインズの構想は、SF作家としてだけでなく、国際連合の設立、世界人権宣言の制定において多大な知的影響力をもっていたイギリスのウエルズが提唱していた世界連邦構想とも連動するものであった。

 1944~46年当時、ウエルズの世界連邦構想やケインズ案が、ブレトンウッズ会議をはじめさまざまな国際会議で実際に検討されていたからこそ、日本国憲法の前文と第9条とは、リアリティのあるものとして提案されたのであった。

 このような機運が潰れたのは、47年にはじまる米ソ冷戦による。とはいえ、たとえそれがなくても、各国の国家主権至上主義者たちの猛反発がおこってきて、結局、当時の時点では、この構想は実現できなかったであろう。アメリカでも、第一次大戦後、民主党ウィルソン大統領が提唱した国際連盟の批准が議会に拒否されたように、国内には極右の国家主権至上主義者が控えていた。

 アメリカ代表のホワイトは、実際にはウォール街の現実的利害に押されて(英国をはじめとする各国への膨大なドル建ての戦時債をチャラにしないという)、ケインズ案を潰す側に回ったのであったが、それでもホワイト案によってIMFが作られたことに対して、米国内の極右の国家主権至上主義者たちは黙っておらず、ホワイトはマッカーシズムのなかでソ連のスパイとして葬り去られたのであった。
 なにしろ、アメリカ極右の地盤である南部キリスト教原理主義者たちは、国連とかIMFといった国際機関というのは、黙示録に出てくるサタンや獣(つまり唯物論者=共産主義者)の手先だと信じ込まされているというのだ。ちょっと信じがたい世界が現実に存在している。

 そういう事を鑑みると、1972年に電撃的に共産中国との国交正常化を行ったニクソンと田中角栄とが、なぜまったく同じ時期に、まったく同じようにスキャンダルまみれで失脚したのか、ということも不思議な気がしてくるのである。ワシントン・ポストの記者や立花隆といった当時、新進気鋭のジャーナリストたちに、オイシいネタをちらつかせ食いつかせたのは究極的には何者であったのか。。。クリントン大統領の時に、徹底的にスキャンダル攻撃をしたのがネオコンだったということはすでによく知られているところであるが。。。
 

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